こんにちは、しんたろうです。
全世界的に流行している新型コロナウイルスですが、その影響は石垣島にも出てきています。
感染者の有無
石垣島ではまだ新型コロナウイルス感染者は確認されていません。
とはいえ観光地である以上、無自覚の感染者が内地や外国から来ている可能性は大いにあるので楽観視はできません。
石垣島の病院は検査キットはあるみたいですが、結果を出すためには一度那覇に送らないといけないそうなので陽性と判別できるまでにラグがあるそうなので、その間に拡がったりしないかが少し心配です。
厚生労働省の見解では「閉鎖空間に大勢の人間が長時間いる」ことが感染を拡げてしまう要因だとしています。
石垣島でそのような空間は多くないですし、ジムなども営業を自粛していたりするのであっという間に拡がることはないと思いたいです。
石垣島の観光客
石垣島は観光業で成り立っているといっても過言ではないので旅行者の減少は死活問題です。
僕の勤め先も間接的に観光業と強く関わっているので他人事ではありません。
直ちに収入が減るといったことはありませんが、長引くと会社としても何らかの対処をしていかなければならないはずです。
職場のお客さんも明らかに去年に比べて減っています。
ただ、石垣島の観光客は75%は国内客なので中国に頼っている観光地よりはまだマシと言えるでしょう。
石垣島のインバウンドのメインは台湾と香港です。
石垣市長が尖閣問題に対して強かな姿勢を見せていることも絡んでいるかもしれません。
しかし、日本国内でも旅行控えは起こっているのでやはりかなり痛手であることには変わりありません。
休校要請に対する石垣島の姿勢
政府から全国的に休校要請がありましたが、石垣市では休校措置は取らない判断をしています。
これは石垣島では共働き家庭が多く、公共交通機関で通学していない学童が多いという実情を鑑みてのことです。
しかし全く措置を講じていない訳ではなく、島外の大会に参加したり出張に出た児童と職員は帰島後2週間は出席停止とし、部活動や他校との交流も中止しています。
また、発熱症状がある生徒や喘息等の持病持ちの生徒が休んだ場合や、保護者が休ませたいと判断した場合も欠席扱いにしないとしています。
ここら辺は、石垣市長はリーダーシップを持って指揮を執っているなと感じます。
買占めは起こっているか
マスクに関しては店頭で全く見かけなくなりました。
トイレットペーパーは棚が少し空いているていどで普通に売っていました。
正直僕は急いで買いに走ったりしていないのでそこまで何が売り切れているかに敏感ではないのですが、今の所日常生活で困っていることはありません。
石垣島はものが無くなると入荷するのに時間がかかることも多いので買占めが起こるとかなりやっかいです。
マスクに予防の効果が薄いことは繰り返し言及されていると思います。
唾の飛散を防止して感染拡大を防止する効果はあると言われていますが、それであれば何枚も使い捨てる必要もないのではないでしょうか。
洗ったり消毒しながら何回か使えばそこまで大量に買う必要はないと思います。
ハンカチを利用しての簡易的なマスクの作り方も調べればありますし、買いに走っている人は冷静になってほしいです。
僕は洗えるマスクを一枚持っていますが普段は着けていません。
咳き込んだり熱が出て、どうしても外出しなければならない時には着用するつもりです。
東京行きをキャンセルしました
個人的な話になるのですが、今月末に東京へ遊びにいく予定だったのをキャンセルしました。
単に友達に会って食事したりするだけなのでキャンセルする予定はなかったのですが……。
先日、会う予定の友達からラインで「新型コロナウイルス流行ってるけど東京来るの?」とメッセージが来ました。
僕としてはライブとかに行くわけではないので東京行きをキャンセルするという発想がなかったので「なんで?行くよ。」という風に返しました。
そこから何回かメッセージをやり取りしていたのですがどうも新型コロナウイルスに対する危機意識が違いすぎて全然話が噛み合いませんでした。
僕も相手もちょっと喧嘩腰になってきたのでこれ以上はやばいと思って僕の方が折れて東京に行かないと約束しました。
ANA便は手数料なしで全額払い戻しをしてくれるそうなので航空券代が無駄になることはないのは幸いですが。
石垣島はまだ新型コロナウイルスに対して対岸の火事という雰囲気なので東京在住の人とは認識が異なっているんでしょうか。
人との接触が少なければ少ないほど感染確率は当然下がると思いますが、だからといってみんながずっと引きこもって経済活動が停滞するのもまた問題ではないかと思います。
感染者のほとんどは他人に感染させておらず、大勢が集まる密閉空間は避けろというガイドラインがあるのでそれに沿って普通の生活を送れば良いのではないでしょうか。
まぁ未知のウイルスですし、医者や政府の見解が全面的に正しいとは言えないので警戒するに越したことはないですかね。
結局手洗いうがいを励行するしかない
何はともあれ我々にできることはこまめな手洗いうがいだけなんですよね。
日本は検査数をかなり絞っているので国内の感染者数については政府の発表よりずっと多いでしょう。
これに関してはフランスや韓国が無制限に検査したことによって医療崩壊を起こしている事実を鑑みると結果的には良かったのかなと思っています。
検査数を増やせと豪語する方は、「検査 感度 特異度」というようなワードで検索をかければ無闇に検査することの問題性が理解できると思います。
無自覚の感染者は多いでしょうが、それでも死者数は他国に比べてかなり抑えられています。
これはやはり日本の衛生観念と医療技術の高さによって、肺炎が重篤化せず、重篤化してもきちんと医療資源を患者に割けているからでしょう。
特効薬のない現状では、まずは自己免疫力を高めて感染しないようにする。
手洗いうがいの励行、人の多い密閉空間に行かないなどの予防策を講じるしかないです。
仮に罹患しても結局は対症療法しかないですし、持病のある方や高齢者でなければ致死率も低いので過剰に騒ぎ立てるのはナンセンスです。
一番怖いのはパニックになって医療崩壊を起こしてしまうことです。
なんだか書いている内に説教臭くなってしまったのですが、要は東京行けなくなって残念だなって愚痴りたかっただけです。
一刻も早く新型コロナウイルスが収束してくれることを祈ります。
では、また。
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