こんにちは、しんたろうです。
みなさんネオワイズ彗星をご存知でしょうか。
今年2020年の3月に初めて発見された彗星で、7月現在肉眼でも視認することができます。
7月の初旬に最接近し、現在はだんだんと遠のいており、8月下旬には肉眼での観測ができなくなるそうです。
次回、太陽系内部へ飛来するのは約6,800年後なので今回が最初で最後のチャンスでしょう。
内地は雨が続いていてなかなか観測できないと思いますが、石垣島は晴天が続いています。
これは観測しない訳にはいかないでしょう。
石垣島は街から少し離れれば街灯も少なく天体観測にはうってつけの島です。
調べてみると現在のネオワイズ彗星は日没後20時頃から北西の空に見えるそうです。
ですので島に西側で水平線の見渡せる場所が適当でしょう。
友人のインスタにネオワイズ彗星を綺麗に収めた画像が投稿されていたのでどこで撮ったのか聞いてみると、ミルミル本舗の屋上で撮影したとのことでした。
確かにあそこは店の周りが原っぱになっていて遮蔽物がないので上手く観測できそうです。
19時頃にGoProを持って自宅を出発し原付でミルミル本舗に向かいます。
石垣島の現在の日没時間は19時半頃なのでちょうどそれくらいの時間帯に到着するように向かいました。
ミルミル本舗の営業は18時半までなのですが駐車場には何台かまだ停まっています。
お店の方へ行ってみると何組かカメラを持った方達が陣取っています。
やはりここは天体観測に適しているのでしょう。
日没は過ぎてもまだまだ空は明るいのでGoProを準備してもっと暗くなるのを待ちます。
20時を過ぎてだいぶ暗くなってきました。
星もたくさん見え始めたのですが、肝心のネオワイズ彗星は見当たりません。
水平線近くに雲がかかっていますが彗星はもう少し上方に見えるはずなので関係ありません。
なかなか見えないなと思いつつ、取り敢えず星空だけでも一枚撮っておくかと思いシャッターを切ります。
星空モードでシャッタースピードは30秒に設定しました。
撮った画像を確認してみると、ネオワイズ彗星が写っていました!

北斗七星の左下に尾を引いた星が見えると思います。
そんなに良いカメラではないので綺麗ではありませんが、きちんと彗星と分かるように撮影できました。
少し処理をして星を強調した画像がこちら。

彗星の尾が薄くなってしまいましたが星自体ははっきり見えるようになったと思います。
カメラで撮影できたのを確認してから肉眼で夜空を見てみると、確かにぼんやりと尾を引いたようなものが見える気がします。
やはり最接近の日から少し時間が経過してしまっているので肉眼で見るのはだんだん厳しくなってきているのでしょう。
もう少し早く存在を知っていれば最接近の日に合わせて見にいったのですが……。
しかし、今回久しぶりに天体観測というものをして良いカメラが欲しくなりましたね。
GoProは動体を撮るのに特化しているので夜空を写すのはそんなに得意ではないようです。
この撮影のあとにゲイバーに寄ってから帰宅したのですが、そこでカメラに詳しい方がいらしたので色々教えてもらいました。
新品はなかなか手が出しづらいのでオススメされたカメラの中古で良いのがあれば買ってみようかなと思います。
そうすればブログの写真の幅も広がりそうで楽しみです。
では、また。
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