【自分語り】僕のゲイ人生の軌跡⑦ ~石垣島生活~

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こんにちは、しんたろうです。

本日、石垣島で新型コロナウイルスの4例目の感染者が確認されました。

石垣島で初の感染者が出てから島内で50件弱のPCR検査が行われて全て陰性だったので少し安心していたのですが、やはりまだ抑え込めてはいないようです。

4例目の方は先の感染者と会食をしていたそうなので、行動を自粛してくれていれば良いのですが。

詳しい発表が待たれます。

そして今日は僕が石垣島に来てからのどんな生活をしているかを書いていきたいと思います。

石垣島の物件探し

石垣島に転勤が決まり、物件探しをすることになりました。

しかし、何回も石垣島へ通うことはできません。

会社から石垣島への1往復分のチケットを手配されたので、那覇で何件か目ぼしい物件をピックアップし、1泊2日で内覧と契約までこなさなければなりません。

ネットで石垣島の物件を探して良さそうなところを見付けては不動産屋さんに電話していました。

選択肢は殆どなかったのですが、それでも3軒ほど気に入ったものがあったので間取りなどをプリントアウトしました。

石垣島は賃貸の入居率が99.7%(2017年の調査)と凄まじく高く、不動産屋さんは仮押さえなんてしてくれません。

なので唾を付けていても翌日に契約が決まったなんてこともザラでした。

そして物件を確定させるために初めて石垣島へ上陸しました。

自分の中でほぼ2軒に候補を絞っており、午前中の内に両方とも見せてもらいました。

1軒目は職場から少し離れているけれど家賃は会社からの補助で賄えて運動場も近い1DKの部屋、2軒目は職場から徒歩5分ほどでかなり広めだけれど家賃補助から足の出てしまう物件。

昼飯を食べながらかなり悩んだのですが、やはり通勤時間ほど無駄な時間はありませんし、今まで家賃を満額自己負担していたのにくらべれば安くなるので2軒目の広い物件に決めました。

もう一つ決め手になったのはめちゃくちゃ広いベランダ。

一般的なアパートのベランダに加え、もう一部屋分くらいの広さのベランダがついていたのです。

特に何をする構想があったわけではないのですが、大は小を兼ねるといいますし広いにこしたことはありません。

そのお蔭で今はゴーヤーの栽培もできていますしやはり今の物件を選んで良かったと思いました。

初めての石垣島のゲイバー

無事物件も決まったので夜は石垣島のゲイバーへ行ってみることにしました。

那覇にいるときは1人でゲイバーに行くことなんてなかったのですが、更に出会いの少ないであろう石垣島では積極的に行かないと知り合いなんてできないだろうと思ったからです。

石垣島には玉屋Another Seeという2軒のゲイバーがあります。

両方ともネット上で住所は公開しておらずお店に電話をかけて誘導してもらう形になります。

1人で行くのは初めてだったので2軒とも緊張しながら入店しましたが、内地のゲイバーのように騒がしくなくてとても居心地が良かったです。

「引っ越してくるのでよろしくお願いします。」と挨拶と自己紹介をして楽しくお話しさせていただきました。

石垣島の職場

引っ越しを済ませて3日後くらいから石垣島の職場へ初出社しました。

物件探しをした日の朝に軽く顔合わせはしていたのですが、やはり緊張しました。

仕事内容は那覇の時とそんなに変わらないので特に困ったりはしませんでしたね。

那覇の職場ではオーナー側の社員とは別にうちの会社だけの事務所が設けられていたのですが、石垣島の職場は同じ事務所内で仕事するスタイルでした。

正直オーナー側の人間がいるとあるていど言動にも気を遣わなければならないので心情的にはちょっと嫌でした。

しかし、同じ事務所内にいるお蔭で風通しは良いので仕事自体はとてもしやすくなりました。

那覇の職場では何か買うにも書面でオーナー側に提出して……というようにまどろっこしいやり取りが必要だったのです。

石垣島の職場で一番良いところはシフトの融通かかなりきくことです。

人数が十分いる場合に限りますが、5日程度の連休でも特に問題なく取れます。

ダイビングが好きな同僚は毎月のように5連休を取って潜りにいったりしています。

それでも仕事で極端なしわ寄せがくることもないので誰も怒ったりしません。

僕も去年の10月に1週間くらい休みをもらって北海道旅行に行ったりしていますし、3連休をちょこちょこ取って大阪や東京に遊びに行ったりもしています。

正直かなり恵まれていると感じます。

那覇の職場でもやろうと思えばできたはずなのですが、リーダーが頭の固い人でなかなか柔軟な対応はしてくれませんでした。

5連休なんてとても取れるような雰囲気ではなかったですね。

最初はオーナー側と同じ事務所なのにかなり抵抗はあったのですが今は慣れました。

それ以外の部分は圧倒的に石垣島の職場の方が良い点が多いので、正直もう那覇の職場には戻りたくありません。

一応、「2~3年石垣島に行ってくれ。」というような言い方をされたのですが、うちの会社の場合は基本的に強く希望しない限りあまり異動はなさそうです。

もし異動を命じられても取り敢えずは拒否するつもりでいます。

石垣島の魅力

石垣島に住むメリットについては一度記事にしているのでそちらをご覧ください。

やはり何と言っても海の綺麗さは抜群ですよね。

僕は内陸県出身なので海には並々ならぬ憧れがありました。

家の近くの整備されていないビーチでもシュノーケリングすれば様々な魚と出会うことができます。

身近に海を感じながら生活するのは僕の夢でもあったと思います。

それが実現したのは本当に喜ばしい事です。

あとは思った以上に生活に困らないなと感じました。

失礼な話ですが沖縄の離島なんてスーパーもコンビニも碌にないようなド田舎だと思っていたのですが全然違いました。

特に今の賃貸の周りはスーパーもコンビニも近く、少し行けばドン・キホーテもあってめちゃくちゃ便利です。

離島ターミナルや飲み屋街の美崎町からは少し遠いのですが、普通に生活する分には全く不自由ありません。

なんだったら那覇で住んでいたところよりも便利になったくらいです。

まぁ元々引き篭もりがちな生活をしていたのでそこまで居住地にこだわりがある方ではないんですけどね。

石垣島の人口は9割が南部に集中しているので、このようにお店が密集しているのでしょう。

それに伴って、町と自然がはっきりと分かれているのも魅力的ですね。

基本的な生活圏は近場で済ませられ、少し足を延ばせば豊かな自然に触れることができます。

離島しかりバンナ公園しかり、町からちょっと車を飛ばせばとても綺麗で雄大な景色を拝むことができてとてもお得です。

那覇は発展はしていますが、自然に触れようと思うとそれなりに遠くまで行かなければなりません。

この点でも那覇より石垣島の方が優れていると僕は感じています。

出会いはマジで無い

これも以前に記事で書いているので繰り返しになるんですが、ゲイとの出会いはマジで無いです。

基本的にゲイバーで出会うかアプリでリアルするかの2択になります。

ゲイバーは常連さんが多いですし、仮にタイプの人が来ても店の構造的に移動したりは結構難しいです。

そもそも(当たり前なのですが)石垣島に来る人って旅行がほとんどなので基本的に友達と来てるんですよね。

友達と来ているのにわざわざリアルしてくれる人はかなり少ないです。

そしてだいたいのスケジュールも決まっているので僕の為に時間を割いてくれる奇特な人はいないでしょう。

那覇だと、仕事で来ていて夜は空いてるとか、フラッと1人で来ている人がもっといたと思います。

もちろん石垣島にもそういう方はいますが絶対数が圧倒的に少ないですね。

僕は別にセックスしないと我慢ならないようなタイプではないので何か月も出来ないから嫌になったりはしませんが、無理な人はとことん無理なんだろうなと思います。

それでも石垣島が好き

でもやっぱり石垣島は大好きです。

自然も空気も人も、全体的に大らかで縛られるが大嫌いな僕にとっては非常に居心地が良いです。

石垣島に住んで、たまに都会に遊びに行く。

殆ど僕の理想的な生活が送れているといっても過言ではないかもしれません。

欲を言えばもう少しお金が稼げれば最高ですが、(このブログを含め)色々模索中です。

そうでなくても今の世の中だとお金を稼ぐ手段はたくさん持っておいた方が良いでしょう。

現状に満足しすぎてもそれは停滞と同義なので何かしら成長はしていかないといけないなとは思いますが、今はもう少しのんびりしたいです。

石垣島に来たことがない人は是非とも一度来てみてください。

取り敢えず人生語りは一旦終了ですかね。

なんか思いついたらまたつらつらと書いてみます。

思った以上に長くなってびっくりです。

では、また。

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