【ジャンプ感想】2021年5・6号

漫画
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こんにちは、しんたろうです。

新年最初のジャンプですね。

そして『ONE PIECE』第1000話というお祭り号。

表紙

評価:☆☆☆☆☆

前の号と併せて1枚絵になる『ONE PIECE』仕様の特別表紙ですね。

個人的に『アンデラ』のスモーカーがアンディと並んでいるのが凄く良いです。

巻末コメントでもスモーカーが好きと言っていますね。

アンディのキャラは一部スモーカーを参考にしていたりするのでしょうか。

あと『ブラクロ』のしらほしも可愛いですね。

各人キャラのチョイスが独特でなかなか見ごたえあります。

ONE PIECE 第1000話 ”麦わらのルフィ”

評価:☆☆☆☆-

ルーキーV.S.カイドウ・マムの構図が迫力ありますね。

そしてカイドウに一発ぶち込んで「”海賊王”になる男だ!!!」と決め台詞。

さすがに1000話という区切りなだけあって気合が入っていますね。

久しぶりに『ONE PIECE』でワクワクさせられました。

僕のヒーローアカデミア No.296 極々、地獄

評価:☆☆☆--

弔は撤退し、幾人かの敵勢力を捕まえたものの街への被害は甚大。

市民やヒーロー自信でさえ、現状のヒーロー社会に対する疑念が芽生え始める……。

お茶子の顔が悲壮感をよく表しています。

そして息つく暇もなく弔は次の手を打って出ようとしているという絶望。

漫画の表現やストーリー構成としては非常に素晴らしいと思います。

でも、僕は早く敵をスカッと倒すところが見たいよ。

呪術廻戦 第134話 渋谷事変51

評価:☆☆☆☆-

ついに偽夏油の正体が明かされました。

とはいえ、加茂憲倫の額にも縫い目があるということはさらに別の人物ということでしょうから完全に分かったわけではなさそうです。

極ノ番により術式を抽出ということは、偽夏油も無為転変を使えるようになったということなのでしょうか。

そして、うずまきによって真人は消費されて消滅してしまったのか。

考察しがいのある要素が多々出てきましたね。

三輪ちゃんの渾身の一撃があっさりと防がれてしまったのはとても切ないです……。

脹相が虎杖のことを完全に弟と認識しているようですがこちらは虎杖の術式なのか、はたまた別の要素なのか……。

宿儺の部下・裏梅も出てきて、全員揃い踏み。

まさに佳境。

どう着地させるのか楽しみです。

Dr.STONE Z=180 悍ましくも美しく

評価:☆☆☆☆-

アマゾンに着いてもサクサク話が進んでいきます。

掲載順位が高いのになぜこんなに巻きで話を進めているのでしょう。

個人的にはありがたいですが。

いきなりゴムブーツが出てきたりウォータースライダーで急流すべりをしたりとぐんぐん歩を進めてついに人類石化の震源地へと到達しました。

そこで見つけたのはまさかの、何百万個もの石化装置。

これは度肝を抜かれましたね。

アマゾンの奥地とはいえこれだけの質量を作り出して運搬するのは人間業ではないのでは?

あるいは国単位での隠蔽が行われていなければ隠し通すことはできないでしょう。

ついに物語の核心。

2週間後が待ち遠しいです。

僕とロボコ 第24話 ルリと手塚賞

評価:☆☆☆--

ルリちゃんが手塚賞佳作を取り、記念パーティに付きそう話。

大御所作家をネタにしつつ尾田先生をこれでもかと持ち上げます。

“五分五分のJET尾田先生”とかいうパワーワード好き。

オチも綺麗で良かったです。

ブラック・クローバー ページ277 金色の夜明け副団長

評価:☆☆☆☆-

シャーロットの覚醒回。

自分の呪いを逆に利用して更なる力、そして真の力を発現しました。

呪いが強ければ強いほど自分の魔法の威力が上がるというのは協力ですね。

改荊魔法と真荊魔法を纏って”荊女王”へと変貌。

戦いを望む相手に対してまともに取り合わないという最高の嫌がらせをして撃退したのは個人的に非常に好みです。

かっこいい。

BUILD KING 第7話 逆さ城の秘密

評価:☆☆☆☆-

今回は今までの中で一番面白かったと感じました。

逆さ城が龍の一本牙であることは前回殆どの読者が気付いたと思いますが、老朽化ではなく活性化しているせいで城がボロボロになっているというのは意表をつかれました。

ビガーハンマーの裏で活力を与え続ける場面は主人公らしくて良いですね。

さて、絵面的には破壊しているようにしか見えませんがどのようにお城がリフォームされるのか見ものです。

マッシュル-MASHLE- 第45話 レイン・エイムズと刺激的な魔法使い

評価:☆☆☆--

マーガレットのキャラは本当に良いですね。

強キャラ感があります。

そしてレインに3本目の線が発現。

線の本数によって強さを視覚化しているのは分かりやすくて良いのかもしれないと今更ながら感心しています。

インフレして100本線とか出てきたらどうしよう……。

ONE PIECE1000話記念! 特別番外編

評価:☆☆☆--

ネタが被っているのが散見されたような……。

『ロボコ』の海王類が一番面白かった。

島袋先生が『たけし』や『トリコ』のキャラをたくさん描いてて楽しそうだなと思いました。

食戟のサンジ

評価:☆☆☆☆☆

想像以上に面白かったです。

グランドライン突入前の時期にして、メインキャラをサンジ・ナミ・ゾロに絞って話を進めたのは英断ですね。

ルフィやウソップまで深く話に絡んでくると冗長になりそうですしなかなかの采配です。

サンジとゾロの不器用な信頼関係が良く表されていて、ゾロの刀を使ってサンジが調理するという熱い展開に胸が躍りました。

食事のリアクションは控えめでしたがナミの人魚姿はとてもキュートです。

節目ごとにまた描いてほしいです。

夜桜さんちの大作戦 作戦65. 夜桜夫婦ババ抜き大作戦!!

評価:☆☆☆--

久しぶりの日常回。

相手を思いやってお互いに負けようとする太陽と六美の愛情が微笑ましいです。

ただの箸休めではなく新しい敵キャラもお披露目されて話を広げることも忘れていません。

さすがに来週あたり突入を開始するでしょうか。

SAKAMOTO DAYS DAYS6 ナグモ

評価:☆☆---

変装の達人・南雲が登場しましたね。

スマートな女性受けの良さそうなデザインのキャラが出てきました。

どうやら坂本に10億の賞金がかけられたようで、今後は様々な敵キャラが登場することになりそうです。

ただ、そうなると敵も代わる代わる出てきて物語の芯が無いまま進むのかなぁという気がします。

敵組織みたいな人達も出てきましたがラスボスという雰囲気も無いんですよね。

隠しカメラを打ち抜くシーンでガラスが割れるような演出は非常に良かったです。

破壊神マグちゃん 第26話 母 宮薙涙依

評価:☆☆☆--

なかなか良いキャラクターのお母さまです。

マグちゃんへの対応で懐の深さが垣間見えます。

母親に対してマグちゃんが突っ込み役に回っているのが軽妙ですね。

そして母親から娘と世界征服を託されるマグちゃん。

最後のマグちゃんモップも笑いました。

アンデッドアンラック No.046 現在で会おう

評価:☆☆☆☆☆

神に対する最後の切り札として風子の不運が有効になりうるという物語の核心が語られました。

言われてみれば前回の最後にヴィクトルへの不運として捕獲道具が転がってきたことは、今までの物理的なダメージばかりだった不運とは趣が違いましたね。

こういう何気ない描写を次に繋げてくるのは戸塚先生の十八番と言えるでしょう。

否定者本人の認識によって能力が発展するというのは前回のアンディが示した通りです。

風子が神を調べ、神にとって何が不運なのかを理解すれば不運によって神を打ち滅ぼせると……。

本当に良く考えられたストーリーで敬服します。

そして本の外に出る方法が、キスによる「記憶の中のアンディが風子に会えなくなる」という不運だというのも切なくも綺麗な方法で感心しました。

それ以外にもヴィクトルのジュイスへの愛や、僕がずっと引っかかっていた記憶の中なのにアンディとヴィクトルが同時に存在している説明も一応は成されたので満足です。

ヴィクトルとの和解、アンディの強化と過去、風子の強化、神への切り札などなど様々な要素を盛り込んだオータム編。

現実世界の安野雲先生がどうなっているかも気になるところです。

2週間も待ってられません。

あやかしトライアングル 第27話 祓香

評価:☆☆---

香炉木家の女の子が再登場。

匂いフェチという変態属性を表しました。

個人的に結構好きなキャラかもしれません。

恋のライバルとしても立ちふさがりそうです。

灼熱のニライカナイ depth:25 海底遺跡②

評価:☆☆---

ようやく?バトル漫画っぽくなってきました。

鮫島が毒にやられたけどこんな海底でどうやって解毒するんでしょうか。

そして神宮寺の能力が次回明かされるようです。

能力ってことは普通の人間じゃないのか……?

We Were Born

評価:☆☆---

え、何の話?

幻の『約ネバ』読切版と銘打たれてるけど、なんか関係あるの?

話もあらゆる読切で使い倒された設定だし……。

『約ネバ』の世界との繋がりがどこにあるのか何も分からなかった。

高校生家族 第20話 英語の壁

評価:☆----

マジで無。

仄見える少年 第18話 覚悟

評価:☆☆☆☆-

今の展開に入ってから結構面白く読んでます。

小町と霊怪を同化させた張本人である神崎を殺すことを厭わない霊媒師とその覚悟ができない哀別。

哀別はつい先日まで霊怪のことを知らなかったので当然ではありますね。

神崎を殺すのかと思いきや哀別が人間部分にだけ結界を張って右腕だけ撃破。

割りと王道展開っぽいですが上手い落としどころだと思いました。

この感じで話が進行すればもう少し掲載順位が上がるんじゃないかなぁ。

ぼくらの血盟 第16話 藍月

評価:☆----

飄々としたキャラが実力者なのは最早この手の漫画ではテンプレですね。

主人公二人組の叔父が登場しました。

廻峯に対して「子供の吸血鬼を獣化させようとした」って言ってたけど、僕の記憶だと完全に獣化させてなかったっけ?

ちゃんと読んでないので覚えてないけど。

床に口が開いて落ちていくシーンがコミカルに描かれてるのが非常に違和感ありました。

AGRAVITY BOYS 第50話 Defying Gravity

評価:☆☆☆--

唐突な最終回で驚きました。

終わるだろうとは思っていましたがいきなりでしたね。

どうやらジャンプGIGAの方で完結編をやるようなので見届けたいと思います。

お疲れさまでした。

森林王者モリキング 第34話 「願い」

評価:☆☆☆☆-

長谷川先生はギャグも面白いですがホロリとさせる話も上手いですよね。

翔太がムシキングを慕う気持ちが良く表れていて涙を誘われました。

女の子同士の友情も泣けますね。

そしてどうやらみんなと一緒にいたいという願いは叶いそうな気配。

時間が6年飛んで、恐らく次回最終回でしょう。

どう着地するのか。

総評

『ONE PIECE』1000話記念というのがインパクトありましたが全体的に面白かったです。

巻末コメントは全員が『ONE PIECE』に触れてる中『アグラ』の作者だけ最終回のコメントでなんか切なくなりました 笑

アンケート

1位:アンデッドアンラック

2位:食戟のサンジ

3位:呪術廻戦

※基本的にアンケートは、1位・2位=続いてほしい作品、3位=その週で面白かった作品に入れています。

今回は純粋に面白かった3つに入れました。

『ロボコ』は掲載順位安定してきたので次回からは別の漫画に入れようかなぁ。

では、また。

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