【ジャンプ感想】2021年3・4号

漫画
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こんにちは、しんたろうです。

今週も週刊少年ジャンプの全作品の感想コメント書いていきます。

表紙

評価:☆☆☆☆-

『ONE PIECE』1000話目に向けての連結表紙。

連載陣が(恐らく)好きなワンピキャラを描いていますね。

個人的には『マッシュル』のベラミーが1番良いなと感じました。

他作品のキャラをそれぞれの絵柄で描く企画すごく好きです。

ONE PIECE 第999話 ”君がため醸みし待酒”

評価:☆☆☆--

色々なことが明らかになった回。

ヤマトはエースと肩を並べるほど強いんですね。

ルフィの仲間になるんじゃないかと噂されていますがそれだけ強いなら有り得るんでしょうか。

割りとポッと出のキャラなので僕的にまだキャラを掴みきれてませんが。

そしてカイドウの悪魔の実が「ウオウオの実」の幻獣種であることが発覚。

飛び六砲が「リュウリュウの実」ばかりなのでカイドウもそうなのかと思っていましたが、「リュウリュウの実」は恐竜限定の名称なんでしょうか。

魚モチーフの悪魔の実ということは「泳げない」という最大のデメリットも無し???

最近詰まらなかったんですが、今週は色々なことが考察できそうで良かったです。

次回は1000話ですが何かぶち込んでくれるんでしょうか。

楽しみです。

Dr.STONE Z=179 綱渡りの絆

評価:☆☆☆--

ホントにサクサク進みますね。

トラブルらしいトラブルもなくロープウェイも難なくクリア。

しかし相関図を改めて出されると殺そうとした奴ら多すぎですね。

遂に山を超えて熱帯雨林に突入。

追っ手がどう攻め込んでくるかも見ものです。

呪術廻戦 第133話 渋谷事変㊿

評価:☆☆☆☆-

話が動きましたね。

味方サイドの生き残りが結構いたので安心しました。

しかし憂憂の術式強いですね。遠距離移動も可能なのか。

冥冥は怪しく描かれていますが守銭奴という設定に忠実なだけにも見えます。

そして虎杖の術式(?)を受けて記憶の改竄が起きている脹相がどう戦いに絡んでくるのか。

ようやく動き出した夏油、その手駒にされてしまった真人。

渋谷編もようやくクライマックスといったところでしょうか。

まだ続きそうな気もしますが一旦区切りが欲しいです。

僕のヒーローアカデミア No.295 しつこい

評価:☆☆☆--

弔がAFOに意識を支配されて遂に逃げおおせました。

最後のデクのセリフから、弔を救う話に向かっていく感じがしますね。

弔を救う、そしてラスボスのAFOを撃破で終幕でしょうか。

先日のオンラインによるジャンプフェスタにて堀越先生が「もう少しで結末に辿り着く」というコメントを発表されました。

もう少しと言って何年も続いた漫画もありますが、最近のジャンプは引き伸ばさずに終わらせることも多くなってきました。

人気作品が終わるのはやはり寂しいですが、綺麗に終わらせてもらえる方が読者も作者も満足がいくでしょう。

あとどのくらい続くか分かりませんが、きっちり決着をつけてもらいたいです。

ブラック・クローバー ページ276 ボレアス

評価:☆☆☆--

1度ボロ負けした相手をぶっ飛ばす。

少年漫画ですねぇ。

ただ、ユノって修行とかしてる描写が少ないのでいつの間に強くなったの?って思っちゃいます。

この漫画は1回の戦闘が短めでテンポ良く読めるんで良いっすね。

これで倒せたとするとあっさりし過ぎな気もするのでもうちょっと何かありそうですが。

ぼくたちは勉強ができない 最終問 [χ]なる未来へ

評価:☆----

これはやらかしましたね。

前回の記事で夢オチを予想したら当たってしまうとは……。

いや、分かってます。

筒井先生的にはこれは「夢オチ」として描いてないんでしょう。

人生というのは様々な選択によって無限の可能性があり、どのルートもそれぞれ独立して存在して全て正規ルートなのだと。

だとしたら今回の話でヒロインそれぞれが今までのルートを妄想として思い描いて悶える描写は完全に必要なかったと思うんです。

この描写を入れたら夢オチだと思われても言い逃れできないですよ。

そもそもうるかと結ばれて終わりで良かったんです。

今回改めてそう感じました。

ifルートは、結局他のヒロインを完全に排除して恋愛的な紆余曲折もろくになく結末も分かりきっていたので僕は全然楽しめませんでした。

うるかルートは最後まで誰がヒロインになるか分からなかったのでドキドキさせられましたが、ifルートはそういう恋の駆け引きが一切ありませんでした。

全方位に気を使って蛇足を描き足した結果、全部のヒロインにケチがついた形になったと僕は感じました。

マルチエンドはゲームとかで補完すべきだっと思います。

新しい試みではありましたが、今後こんなラブコメが出てこないよう戒めにしてほしいです。

破壊神マグちゃん 第25話 北風と太陽(後編)

評価:☆☆☆☆☆

いやぁ、素晴らしい!

100点満点です!

前回の時点で大筋としてこういう展開になるだろうなというのは予想できてましたが、それをきっちり描写してくれました。

他人には頼れと言う癖に、自分は誰かを頼ろうとしない流々を叱咤するマグちゃん。

そして権能を遺憾無く発揮して雪を消し去って見事に母親との再会を果たしてくれました。

思わず目頭が熱くなりましたね。

流々の過去も気になる描かれ方をしていましたね。

流々はマグちゃんを母親に紹介するつもりみたいですがどんな反応をするか楽しみです。

BUILD KING 第6話 リフォーム逆さ城

評価:☆----

うーん、詰まらないかな。

1本しか牙のない竜というのが出てきましたが、『トリコ』にもデロウスという同じような設定の竜がいましたね。

逆さ城はどうやらその牙を加工して造られたもののようですが駆け出しの彼らの手に負えるのでしょうか。

とんかちとレンガの師匠が偉人だということも示唆されたので、あとは敵らしい敵やライバルが出てきてほしいところですね。

炎眼のサイクロプス

評価:☆☆---

宇佐崎先生がジャンプに帰ってきてくれて嬉しい限りです。

ただ、今回の読み切りはそこまで面白くなかったかな。

弁護士版『ブラックジャック』って感じですかね。

予め犯人が分かっているので『コロンボ』や『古畑任三郎』の形式と似ていると言えば似てますか。

真面目な推理物かと思ったら超能力が出てきて困惑しました。

それなら『脳噛ネウロ』くらいぶっ飛んでないと面白くするのは難しそう。

主人公が超能力持ちの場合、一般人のワトソン役が居ないと共感しにくいですね。

今回の話はイマイチでしたが、原作者の石川先生はジャンプ+で『雨の日のミサンガ』という読み切りを掲載されていました。

雨の日ミサンガ - 石川理武 | 少年ジャンプ+
「ごめん おれ、死んじゃった」…目の前に現れた、子供のころの自分の≪幽霊≫。「おれの死体を探して。このままじゃ こどもがたくさん死ぬ」。雨が謎呼ぶ、心温まるサスペンス短編!

こちらは面白かったので漫画を描くセンスは持ってらっしゃるかと思います。

個人的にはこのコンビで別の題材で連載してほしいと思いました。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 おーい!元気でいるか!の巻

評価:☆☆☆--

久々に両さんが帰ってきましたね。

新型コロナウイルスを上手くネタに昇華していました。

「経済も回さないとあとあと大変になるよ。」ってメッセージも込められているのかなと感じます。

ただ、ちょっとオチが弱かったですね。

いきなり女子高生が出てきて両さんが案内して終わり。

久々に部長にどやされる両さんが見たかったなぁ。

SAKAMOTO DAYS DAYS5 VSソンヒ・バチョウ

評価:☆----

ヒロインが店員に仲間入りしました。

あんな小さな商店でいきなり2人も雇うなんて人件費が大変だろうなんて思うのは野暮ですかね。

というか話が面白ければこういう些末なことは気にならないんですよ。

バトル描写は迫力があるのに日常回ばかり描くのでパッとしないんじゃないかと思います。

素直に敵組織とか出してバトル物でやっていった方がいいんじゃないかなぁ。

僕とロボコ 第23話 約ネバとロボコ

評価:☆☆☆--

実写映画が絶賛放映中の『約束のネバーランド』のオマージュをこれでもかと盛り込んだ回。

知らない人は置いてけぼりなんじゃないかと思いますが、僕はもちろん全部読んでいるので楽しませてもらいました。

ガチゴリラがシスターの顔真似するところは特に迫力があって良かったですね。

お約束のネバーランド 特別番外編

評価:☆☆☆--

『僕とロボコ』の作者がジャンプ+で連載していた『約ネバ』のパロディ漫画ですね。

週刊連載と同時にこっちも描くのは大変だと思いますが大丈夫なんでしょうか。

内容は実写映画のルポ漫画。

基本的にルポ漫画が映画を貶すことは絶対にないので内容としては正直信用できるか怪しいですね。

実際に賛否両論っぽいですし。

ただ、北川景子さんのイザベラはどのレビューでも評価されているみたいです。

映画館で見るほどではないですが、サブスクで見られるようになった時に見るかも知れません。

マッシュル-MASHLE- 第44話 マッシュ・バーンデッドと実家

評価:☆☆---

オカマキャラが出てきましたね。

多くの作品でオカマキャラは強キャラとして描かれるのは何故なんでしょう。

なかなかインパクトがあって良いと思います。

マッシュルが実家に帰る日常回。

妹のグッズ渡すところはちょっと面白かったです。

正直ちゃんと読んでなかったので剣の魔法使うやつが何だったのかよく覚えていません。

夜桜さんちの大作戦 作戦.64 夜桜の根

評価:☆☆☆--

太陽の能力は「硬化」だと判明。

六美を守る能力としては最適なのでしょう。

最近の太陽は少年漫画の主人公してて凄く好きです。

おじいちゃんのドッキリに加担した六美もきちんと制裁を受けていて良いですね。

「蕾の書」は殆ど自爆装置のような扱いで登場しましたが中身がつまびらかになることはあるのか。

そして全てはおじいちゃん・おばんちゃんの作戦だったと。

次回から突入編に入るのか、それとも他の兄弟達の強化になるのか。

どちらにせよ楽しみです。

アンデッドアンラック No.045 不運弾

評価:☆☆☆☆-

戸塚先生の構成力には本当に脱帽です。

今回の話にもたくさんの情報が盛り込まれていて本当に読み解くのが大変です。

まずはアンディの強化。

先入観を取り去ることによる否定能力の応用力を見せてくれました。

頭部以外からの再生や、切り離した部位に魂を載せて不幸の矛先を指定したり連鎖させたりと非常に強力な武器になっています。

また、これはアンディだけではなく他の全否定者の能力も考え方ひとつで様々な応用が利くことを示唆しています。

円卓メンバーの強化にも期待が高まります。

そしてヴィクトルの回想で今とは全然容貌の違うジュイスが登場しました。

これは元々「性別」がこの世の理に組み込まれていなかった頃の姿なのでしょう。

ジュイスが青年っぽく描かれているのはもちろんですが、ヴィクトルの身体の線もかなり細く見えます。

性別という概念が存在せず、性差による身体的な違いも無かったのだと考えられます。

第一話と同じ時間帯ということで、アンディを捕らえた球体が不運によって引き寄せられたのも必然なのでしょう。

本当に上手く話が構成されています。

アンディの記憶に入るという一連の流れは、単なる過去回想ではなく風子とアンディの修行編も同時に行うという荒業中の荒業になっています。

ジャンプにおいて嫌われる傾向にある過去回想と修行を一気に片付けてしまうとは本当に凄い。

ガチで最終回までの構想をギチギチに練ってそうで怖いです。

次回は記憶から脱出すると思いますが、安野雲先生がどうなっているか心配です。

あやかしトライアングル 第26話 ”彼”との遭遇?

評価:☆☆---

ルーシーが男姿の祭里に惚れるというお話。

この子は電波少女だから恋愛には絡んでこないんだと思っていたのですがまさかの最初のライバル候補でした。

ここからちょくちょく祭里に惚れる女子が増えていくのでしょうか。

高校生家族 第19話 恋の急接近

評価:☆----

笑うポイントが分からない。

灼熱のニライカナイ depth:24 海底遺跡

評価:☆☆---

やっと筋のある話が動き出しましたね。

そしてオルフェウスが呪いにかかった元人間だということが判明。

『紅の豚』みたいな感じでしょうか。

「海神の断片(ポセイトラコン)」という7つの厄災、こういうのはワクワクしますね。

バトル漫画に転身するのかな。

森林王者モリキング 第33話 「決着」

評価:☆☆☆--

遂に星の王が決定しました。

主人公のモリキングが勝利するのは当然ですが、安易な「みんなの応援」でパワーアップとかじゃなかったのが予想を良い意味で裏切ってくれました。

モリキングがピンチなのに観客がわちゃわちゃしてるとこは面白かったです。

応援する子たちもモリキングだけを応援するんじゃなく、敵を応援する子がいたりとそれぞれ色んな考え方があるという描写も素敵でした。

そしてその日常を守るために戦うモリキング。

なかなか格好良かったです。

順当にいけば来週最終回っぽいですがいかに。

仄見える少年 第17話 特別になれたら

評価:☆☆☆--

伊織が好きで、伊織に近付きたくて霊怪である自分を受け入れてしまった小町ちゃんというのはなかなか悲しいお話です。

スカした主人公が珍しくボロボロでヒロインに守られていますね。

敵のカウンセラーの先生がきちんと悪人なのは倒した時のカタルシスが大きいので重要です。

このまま共闘して撃破となるんでしょうか。

ぼくらの血盟 第15話 大事なもの

評価:☆----

抑止力の「光狼(フェンリル)」とかいうのが現れましたね。

政府公認の秘密機関?

秘密という割に、最初は一般人だと認識してたお兄さんに正体明かしてますけど大丈夫なんですかね。

最後に出てきた剽軽なおっさんはちょっと気になりますね。

もうすぐ終わるかなと思ったのですがキャラを大量投入してるあたり打ち切り宣告はまだなのでしょうか。

AGRAVITY BOYS 第49話 Tonight, Tonight

評価:☆☆☆--

話は雑ですが勢いで笑わせにきますね。

風属性が被ったところが個人的にツボです。

最後に時間が飛びましたが打ち切りでしょうか?

ただ、年単位なら打ち切りっぽいんですが2週間なので微妙なところです。

総評

今週は『マグちゃん』を筆頭に全体的に満足度が高かったように思います。

『ヒロアカ』の終結が示唆されたのでここで次世代の柱となり得る漫画が出てきてほしいですね。

『アンデラ』には期待してますが結構話が難しいので一般人にどこまで浸透できるか不安です。

アンケート

1位:破壊神マグちゃん

2位:アンデッドアンラック

3位:僕とロボコ

※基本的にアンケートは、1位・2位=続いてほしい作品、3位=その週で面白かった作品に入れています。

今週は文句なしで『マグちゃん』1位です。

ジャンプの清涼剤として長く続いてほしい漫画ですね。

では、また。

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