【石垣島の観光地】波照間島の行き方・楽しみ方

観光
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石垣島からフェリーで行ける離島の中で最も遠い

波照間島

へと行ってきました。

日本最南端の有人島であるこの島について紹介していきたいと思います。

波照間島への行き方

石垣島離島ターミナル

石垣島から離島へ行く場合は基本的には離島ターミナルからフェリーに乗ります。

空港からレンタカーやタクシーだと約25分かかります。

バスを利用した場合は30~40分かかります。

離島ターミナルに着いたらフェリーのチケットを買いましょう。

黒島へ運航しているフェリー会社は安栄観光です。

料金は往復大人6910円(小人3470円)です。

所要時間は小型高速船で約60~80分双胴船(カタマラン)で約90分です。

波照間島へ行く際の注意点

波照間島への定期船は欠航しやすい

波照間島への航路は非常に荒れやすいです。

特に冬季は海が時化って欠航になる確率が高くなります。
※夏季はあまり欠航しません。

ですので、波照間島へ観光で行く際は日程に余裕を持っていきましょう。

行けたは良いが帰りが欠航になり、復路の飛行機に乗り遅れるという話も良く聞きます。

旅行行程のアタマに波照間島へ行ってしまうことをおすすめします。

波が荒く船酔いしやすい

もしも欠航しなかったとしても波照間島までの船旅は激しく波に揺られる可能性が高いです。

船酔いしやすいので酔い止め薬は必須といえます。

特に西表島から波照間島の間は荒れていることがほとんどです。

余り酔わないという方も酔い止め薬を飲んで船に乗り込みましょう。

波照間島へ向かうフェリーには2種類あり、小型の高速船と大型の双胴船があります。

その2種類の違いも解説します(個人の感想なので参考程度に)。

  • 小型高速船
    波がある場合、激しく縦揺れします。船首に近いほど揺れが大きくなるのでなるべく後ろに乗りましょう
    揺れに逆らわずに身を委ねていれば思ったよりは船酔いしません
    座席で睡眠を取るのは難しいです。
    西表島を経由しなければ60分ほどで着きます。

  • 大型双胴船(カタマラン)
    波があってもゆったりとした横揺れしかしません。ただ、個人的にはこちらの方が酔いやすい気がします。独特の緩やかなリズムが非常に気持ち悪いです。
    座席数が多く、座り心地の良いリクライニングチェアなので寝やすいです。
    所要時間は約90分と長いので可能な限り船内では寝てしまうことがおすすめです。

波照間島の海は石垣島と比較してもとても綺麗なのですが、フェリーで長時間かけていかなればならないという点が非常にネックです。

僕自身ももっと波照間島へ何回も訪れたいと思っていますが、あの航路を思うとなかなか頻繁に行く気はおきません。

石垣島から飛行機が運航することを切に願っています。

波照間島の観光名所

ニシ浜

波照間と言えば綺麗な海です。

そして波照間島で唯一の遊泳可能なビーチがニシ浜です。

僕が訪れた日は空が曇っていたので本来ならばもっと青い海と空のはずですが、

それでも石垣島と比べても相当綺麗でした。

肉眼で見るとさらに綺麗ですので是非とも現地へ赴いてみてください。

ビーチは砂浜が遠くまで広がっています。

天気が良ければシュノーケリングをしたかったのですが、この日は水温も低く風も出ていて危険だったため断念しました。

こちらでは沖までいかなくてもウミガメと泳げるらしいので、次回は彼らと出会えることを期待してリベンジしてみたいと思います。

海に入ることはできませんでしたが、綺麗な景色を眺め波の音に耳を傾けながらお酒とおつまみを堪能しました。

こういう楽しみ方も一興です。

日本最南端の碑

港からちょうど島の反対側にありますので、電動自転車かバイクを借りて行きましょう。

波照間島は結構起伏があるので普通の自転車はおすすめしません

高那崎に位置するのが日本最南端の碑です。

こちらは1972年に波照間島を訪れた学生が自費で作ったと言われているそうです。

多くの観光客が訪れ、みんな記念写真を撮っています。

こちらは日本最南端の平和の碑です。

高那崎について一番最初に目に入るのがこちらでしょう。

こちらは戦後50年を記念して竹富町が建てたものです。

非常に大きくて立派ですね。

こちらは波照間の碑です。

この碑に続く遊歩道は「蛇の道」と呼ばれ、全国47都道府県から集められた石が埋め込まれています。

最南端の碑の奥は断崖絶壁となっています。

かなり足場が悪いのでサンダルやヒールだとかなり危険です。

風が強く吹いており凄く気持ち良いです。

崖に打ち付ける波も非常に迫力があります。

ただ、何も整備されていないので安全には十分配慮してください。

波照間島星空観測タワー

日本最南端の碑のすぐ近くに波照間島星空観測タワーがあります。

波照間といえば星空もとっても有名です。

日本で一番綺麗に南十字星を見られるそうです。

建物の屋上が展望台になっており、天体望遠鏡も設置してあります。

昼間は午後のみ開館で、夜は不定休だそうです。

星空説明会も開催されるそうですが、毎日やっている訳ではないそうなので事前に問い合わせてみてください。

波照間空港

実は波照間島にも空港があります。

2008年までは定期便があったのが、現在は緊急輸送等のみに使用されているそうです。

しかしなんと、不定期のチャーター便として2021年9月の運航が計画されているようです。

波照間島へ飛行機で行けるかも! 片道3千円、2021年の運航再開めざす(沖縄タイムス)

波照間島へ行く最大の障壁がフェリーの長旅なので、こちらが実現すればもっと頻繁にこの島を訪れたいと思います。

波照間島の宿

はこな旅館

今回お世話になったのははこな旅館です。

「はこな」とは波照間の方言で9を表す言葉で神聖な数字とされているそうです。

画像の右の建物は食堂になっていて、こちらで朝食を食べることができます。

朝食はとても健康的で美味しかったです。

オーナーさんは内地で料理経験があるらしく本格的で整理された厨房が印象的でした。

こちらの旅館は部屋が3部屋のみです。

なので夜も静かに過ごすことができます。

部屋は畳に布団が置いてあるだけのシンプルなつくりです。

トイレとシャワーブースもありますが湯船はありません。

建物自体は新しいので非常に綺麗です。

ニシ浜にも近いのですぐに泳ぎに行けます。

商店・レンタサイクル・居酒屋・お土産屋なども近くにあるので非常に便利です。

オーナーも島のことを色々教えてくれる気さくな方で、とっても過ごしやすい旅館でした。

波照間島のお店

泡波酒店

幻の泡盛・泡波の直営店です。

製造量が少ないため石垣島に住んでいてもなかなか口にする機会のない泡盛です。

ネットではプレミア価格で取引きされています。

値段は

  • ミニボトル(100ml)  340円
  • 二合瓶  (360ml)  480円
  • 三合瓶  (600ml)  700円
  • 一升瓶  (1800ml) 1720円
  • 升升半升 (4500ml) 11000円

となっています。

僕が行った時は一番人気の三合瓶は売り切れていました。

翌日開店時間と同時に行っても無く、毎日必ず入荷するというわけでもないようです。

購入制限があり、この日は二合瓶は1人2本まででした。

観光シーズンだと基本的に1人1本のようです。

居酒屋「たおや」

はこな旅館のすぐ近くにある居酒屋さんです。

緑色のポップな外観が特徴的です。

意外と中は広く座席もたくさんあります。

そしてなんといっても値段がとても安いです。

ハイボール・ウーロンハイ・さんぴんハイは100円でした!

食べ物も沖縄料理を中心に、串カツ・煮物・チャンプルー・揚げ物・サラダと一通りリーズナブルな値段で揃っています。

中でも僕の一番のおすすめはこちらのバッポーです。

沖縄ではヒラヤーチーという韓国のチヂミに似た料理がありますが、こちらはそれを巻いた形になっています。

沖縄の人も聞いたことがないと言っていたので波照間島の方言だと思います。

こちらがダシの味が効いていて本当に美味しかったです。

「たおや」に来られた際は必ず注文してみてください。

ソーメンチャンプルー、もずくの天ぷら、串カツセットなどなどどれも素朴で美味しかったです。

そしてもちろん泡波も飲めます

メニューにはボトルの記載しかありませんが、店員さんに聞くと持ってきてくれます。

なんとグラスではなくジョッキでくるという豪快さ。

さすが波照間島です。

かき氷が有名な「パーラーみんぴか」

自転車で走り回って汗をかいたらこちらのパーラーで休憩してみてはいかがでしょう。

かき氷がメインのお店でテラス席では綺麗な海を眺めながら座ることができます。

ご飯ものはカレーしかありませんがこちらが意外と侮れない美味しさでした。

ルーに乗っているガーリックがとても香ばしくて食欲をそそります。

辛さは中辛くらいでしょうか。

量もそこそこあるのでランチで来るのもよいでしょう。

そしてこちらがかき氷・波照間ブルー(400円)です。

ブルーハワイとメロンのシロップがかかっています。

中までシロップがしっかりとかかっていて、白い部分はありませんでした。

こちらは杏仁豆腐とさんぴん茶のセット(500円)です。

波照間島の黒蜜がかかっていて甘いもの好きに人にはたまらない一品だと思います。

他にも黒蜜のかかったかき氷もありますのでそちらも是非食べてみてください。

波照間島の黒糖を使った商品

波照間島はサトウキビの製品加工の為に計画的に開発された島でもあります。

ニシ浜の近くには製糖工場があり波照間島中のサトウキビがこちらに集まります。

そこで作られた黒糖を使った波照間島オリジナルの商品が多くあるのでいくつか紹介します。

これらの商品は各種商店で売っているので探してみてください。

こちらは黒糖アイス。

プリンのカラメル部分をアイスしたような感じで非常に甘くておいしいです。

これだけだと甘すぎるのでコーヒーと一緒に食べることをおすすめします。

こちらは黒糖プリン。

固めのプリンですが舌ざわりは非常に滑らかです。

僕は固めのプリンが大好きなのでこちらは本当に気に入りました。

次行く時は沢山買って帰りたいと思います。

他にもかりんとう・ショコラ・石鹸・入浴剤などいろいろな商品が置いてあります。

どれも波照間島でしか買えませんので来られた時は必ず買ってみてください。

次回はシュノーケリングにチャレンジしたい

今回は天気が優れませんでしたし、3月後半ということで水温も少し低かったです。

次回は夏に訪れてウミガメと一緒に遊泳したいと思います。

その時はまた記事を投稿しますのでお楽しみに。

では、また。

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