【キャンプ】初めてのソロキャンプ。

キャンプ
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こんにちは、しんたろうです。

前回キャンプ場の紹介記事を書きましたが、今回は実際その時にどんなキャンプをしていたかを綴っていきたいと思います。

出発当日、道具を準備して原付に乗せました。

キャンプ道具自体はそこまで量は多くなかったのですが、薪がかなりの重量と容積を占めてしまいました。

僕がキャンプに求めるものの一番が焚火なので薪は沢山あればあるほど良いです。

始めてのキャンプということはあまり食事には拘らず、ほとんど調理の必要がないものばかりを持っていきました。

こんなに沢山の荷物を載せて原付に乗るのは初めてだったので安全運転でキャンプ場まで向かいました。

ただ、そこはさすが積載量が売りのスーパーカブプロ50、この重量でもハンドルが持っていかれるような感覚は全然ありませんでした。

30分ほど原付を走らせて伊野田オートキャンプ場に到着です。

キャンプ場の様子や設備は前回の記事を参照してください。

キャンプ場に到着し管理棟でお金の支払いとレンタル用品の受け渡しを行いました。

1人用のテントをレンタルし組み立てていきます。

ソロキャンプは初めてですが、子供の頃は地域の子供会の催しで毎年夏のキャンプに参加していたので要領は何となく分かっていました。

手順書もあったので特に苦戦することなく15分程度で組み立て完了しました。

トイレなどの設備が揃っている管理棟の近くに陣取り雨も多少凌げるように大きな木の下にテントを張りました。

カブに紐を引っ掛けて前室も作っています。

この時点で時間は午後6時頃だったと思います。

日没が午後7時くらいなのでまだまだ明るいのですが、焚火の下準備を始めました。

20210511バトニング

まずは薪を細く割っていくバトニングという作業です。

いきなり太い薪に火は点かないので細いものをきちんと用意しておきます。

スムーズに焚火を行うためには下準備をしっかりしないといけません。

割り箸くらいの太さから徐々に太くしてそれなりの数を準備しました。

20210511フェザースティック

こちらは薪をナイフで薄く削いでいってフェザースティックというものを作っています。

この薄い部分に火が燃え移っていくようです。

初めてこの作業をしたのですが思ってたより腕が疲れました。

慣れるともっと楽になるのかも知れません。

20210511着火

そしていよいよ着火です。

先ほど作ったフェザースティックにほぐした麻紐を巻きつけます。

フェイヤースターターと呼ばれる現代の火打石で火花と飛ばし、麻紐を燃え上がらせて薪に移していきます。

本当に上手な人が作った薄いフェザースティックだと麻紐を巻かなくても燃え上がるそうです。

上手く火が燃え移り……とはいきませんでした。

動画だとあたかも薪に火がついたように終わっていますが、実は燃え広がらずにすぐに消えてしまっています。

恐らくフェザースティックをもっと薄くしないといけなかったのだと思います。

あとは木の材質も関係していたかも知れません。

今回の薪は以前の日記でも書いたのですが建築資材を貰ってきただけのものでちゃんとした薪ではありません。

今回使った木材が何だったのかは分からないのですが、フェザースティックにする薪は燃えやすい針葉樹が好ましいようです。

フェザースティックとファイヤースターターで上手く火がつけられない可能性は高いと踏んでいたので、きちんと着火剤とライターも準備していました。

結局それらを使って火を起こすことになりました。

20210511焚火

着火剤は楽ちんですね。

あんなに苦戦したいたのに簡単に焚火が形になりました。

バトニングをしたりフェザースティックを作る工程が楽しいという人もいますが、僕的には焚火さえできてしまえば良いので今後も着火剤を使っていこうかなと思います。

ただフェザースティックで火が点かなかったのは悔しいので毎回挑戦はしてはみるつもりです。

火も落ちてきてお腹も空いてきたので晩御飯を準備します。

今回のメインは以前ゆらてぃく市場で買った石垣牛のステーキです。

ちょっと火が強すぎたかも知れません 笑

シンプルに塩を胡椒で味付けして食べました。

美味しかったですが正直もっとちゃんと調理した方が良かったかなと思いました。

あとはビールと、お湯を沸かしてラーメンも食べました。

ビールは生温かったです 笑

ラーメンは家で食べるより美味しく感じましたね。

ご飯を食べた後もずっと焚火を続けていました。

正直夏場の焚火はかなり暑くて大変ですね。

19時くらいから初めて3~4時間やっていたと思います。

昔から火遊びは好きでしたが大人になっても楽しいものですね。

翌朝の朝食の為に少し薪を取っておいて火が大人しくなるまでの間にキャンプ場を散歩していました。

海岸に出ると明かりが殆ど無くて星空が綺麗に見えました。

風も吹いていてとても気持ち良かったです。

焚火を片付けてテントに入って床に着きます。

この時が地獄でした

その日は夜でも25℃を超えるほどの気温。

冷房器具などないテント内は蒸し風呂状態で非常に寝苦しかったです。

予想はしていたのですが想像以上でした……。

今の時期でこれだと真夏は全然寝られないんじゃないでしょうか。

朝は気温もかなり下がっていましたがそれでもまだ暑かったです。

6時くらいには目が冴えてしまったので朝の散歩をした後にまた火を起こして朝食を作りました。

今度は最初から着火剤を使いました。

缶詰を鍋に入れて沸騰させて、そのお湯でインスタントのお茶と味噌汁を作りました。

自然の中で食べるご飯は普段より美味しく感じられて良いですね。

火を始末して、テントやキャンプ道具を全て片付けて帰路につきました。

色々足りないものや発見があったので次に活かしたなと思います。

ただ、今回痛感したのは石垣島で夏のキャンプはかなり厳しいということです。

焚火も汗をかきながらやることになりますし、何よりもテントで寝るのは非常に苦痛です。

今回やってみて暑さで寝られないことが僕にとって余りにも大きなストレスになるなと感じました。

なので、次回テント泊をするとしても11月以降にしようかなと考えています。

寝苦しさが大きな問題なので、例えばキャンピングカーを借りてオートキャンプをするのであれば夏でも大丈夫そうです。

調べてみると石垣島でもキャンピングカーのレンタルがありました。

しかし、僕は車の免許を持っていませんし1人で借りるには高すぎるのでオートキャンプをする場合は人数を集めなければならないという問題もあります。

キャンプ好きな人がいないか探さないといけませんね。

夜の寝苦しさを除けば概ね楽しいソロキャンプでした。

また冬になったら行ってみたいと思います。

では、また。

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