こんにちは、しんたろうです。
僕の趣味のひとつにボードゲームがあります。
以前紹介した『誰もいないカフェ』を初めて利用した時もボードゲームをしにいったと書きました。
どんな風に僕がボードゲームにはまっていったのか語っていきたいと思います。
そもそもボードゲームとは?
ボードゲームとはなんぞやという方も多いと思います。
僕が使うボードゲームとは必ずしもボードを使ったゲームだけではなく、「コンピュータゲームに対しての、実際に人間が対面して遊ぶゲーム」全般を指しています。
テーブルゲームという呼称の方が正確だと思いますが、一般的にボードゲームやアナログゲームということが多いです。
昨今はスマホのアプリを利用したボードゲームというのもありますし、ボードゲームがそのまま据え置きゲームに移植されることもあるので定義は曖昧になってきている節もあります。
コンピュータゲーム以外を指す言葉ですので、かなり多くの玩具がボードゲームに分類されます。
囲碁、将棋、トランプ、ウノ、麻雀、ジェンガ、人生ゲーム……などの電源を使わないゲームもボードゲームと言ってよいでしょう。
これら殆どの日本人が知っているようなゲーム以外にも世界にはたくさんのボードゲームがあります。
ヨーロッパ(特にドイツ)ではかなり盛んだそうで、毎年多くの新作ゲームが世に送り出されています。
最近では日本でもボードゲームがじわじわと人気が拡大していて、プレイスペースや制作会社なども多くなってきました。
テレビでも特集されることもしばしばあるので目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
僕がボードゲームにハマったきっかけ
僕がボードゲームに興味を持ち始めたのは社会人になってからです。
正確に言うとTRPGが面白そうだなと思っていました。
TRPGというのはGM(進行役)が1人とPL(プレイヤー)が複数人でルールに則って物語を進めていく遊びです。
2015年前後でTRPGの動画がネットで人気を博していて僕もやってみたいなと思っていました。
こちらは僕が一番好きなTRPGのセッション動画です。
このセッションはPL5人が、漂着した無人島から脱出するというのを目的にそれぞれが役になりきってゲームを進行しています。
見てみるとなんとなく雰囲気が分かると思います。
その頃はちょうど沖縄で転職してしばらくした頃でした。
沖縄でTRPGが出来る場所があるのだろうかと思いネットで検索してみると、那覇市のボードゲームカフェがヒットしました。
その時点では「ボードゲーム」という言葉も知らなかったのですが、TRPGが出来そうだから取り敢えず行ってみるかと思い切って件のお店に足を運んでみました。
お店の入口は半地下になっていて少し入りづらい雰囲気だったのですが思い切って扉を開けて中に入りました。
すると店内の棚に所狭しと色とりどりの箱が敷き詰められていて圧倒されました。
その日は天気が悪く平日だったせいもあってか、店長さん・店員さん以外にお客さんは2人(僕含む)だけで閑散としていました。
どうしていいか分からなかったのですが店長さんが優しく声を掛けてくださったのでTRPGがやってみたいということを伝えました。
しかし、どうやらTRPGというのはその場でサクッとできるようなものではなく、準備や人員の確保などが必要なようで、とにかくその日は出来ないということが分かりました。
ただ定期的にTRPGを主催する方がいるとのことでタイミングが合えば参加すると良いと教えていただきました。
TRPGは出来ないけれどせっかくなら他のゲームで遊んでみたらどうですかと誘われました。
その頃の僕は多くの人と同じように人生ゲームやトランプやUNOくらいしかやったことがなかったので、それ以外にこんなにも見たことがないボードゲームがあることに驚きました。
雨も降りそうだったので1時間くらいだけ遊んでその日は帰りました。
ボードゲームというものの一端に触れ、それをもっと知りたくなった僕はまた次の休日もボードゲームカフェに足を運びました。
その時は週末だったので初めて行った日とは違って10人以上のお客さんがいました。
老若男女問わず、年齢も20~50代まで色々な人がいました。
ボードゲームというものの存在にも驚きましたし、こんなに沢山様々な人がプレイしていることにも驚きました。
その日は色んなゲームを色んな人と遊び、僕はそのままボードゲームの虜になっていってしまいました。
そこからは休みのたびにボードゲームカフェに通うようになりました。
ボードゲームは本当に面白くて、お店の開店時間から閉店時間まで10時間以上居座ることも良くありました 笑
ボードゲームの好きなところ
コンピュータゲームと違うボードゲームの好きな点は、対面なので表情や仕草を見ながら遊べるというところですね。
対戦をするだけならばオンライン技術が発達して世界中の人とマッチングできるコンピュータゲームに軍配が上がるでしょう。
ただ、やはり対面での勝負は相手のちょっとした所作や言動などから状況を推察したり、自分の言葉で相手を惑わせたりといった盤外戦術という面白みがあります。
正直僕はそういう心理戦は得意な方ではありませんが……。
そうでなくても単純に他人とコミュニケーションを取るというのは精神衛生上良い事だと思うので、そこはコンピュータゲームとの差別化が図れていると思います。
コミュニケーションに関連して様々な友達ができるというのも大きな利点でしょう。
僕はそもそも余り友人の多い方ではありませんでしたし、沖縄に来てから新しく仲良くなった人も殆どいませんでした。
しかし、ボードゲームカフェに通うようになって僕の交友関係は一気に広がりました。
上述したように年代も性別も異なる多くの人が集って交流できる場所というのはなかなか無いように思います。
居酒屋にも色々な人は来ますが、基本的にグループで飲みにきていることがほとんどですし、かなり積極的に話かけにいかないと「交流」することは難しいでしょう。
その点、ボードゲームカフェであれば一緒にゲームをしますので会話する必然性が生まれますし、ゲームのプレイスタイルなどからぼんやりと人となりを推察したりもできます。
ゲームさえ始めてしまえば半ば強制的に色々な人と交流する機会が生まれます。
僕も積極的に交流していける性格ではありませんが、基本的には「ゲームをする」という行為が主体なので余り気を張らずに色々な人と話すことが出来ました。
石垣島に来てからもボードゲームを通じて新たな交流が生まれました。
ゲームのルールさえきちんと把握していれば海外の人とも交流できるのも面白いです。
僕は英会話は全然できませんが、外人さんともお互い片言でボードゲームを囲んだこともあります。
ボードゲームに限りませんが、共通項があれば様々な立場や国境を越えてコミュニケーションが取れるのは素敵だなと思います。
石垣島でもボードゲーム仲間を増やしていきたい
石垣島の住人でもボードゲームをやっている人が何人かいます。
本当はもっと頻繁に遊びたいのですが、新型コロナの影響でまだ一度しか遊べていません。
今後は定期的にボードゲーム会を開き、石垣島でもボードゲームがもっと広がっていけばいいなと思います。
今後はボードゲームで遊ぶたびにその紹介もしていくつもりです。
お楽しみに。
では、また。
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